男性ホルモンは育毛の敵

・分娩後脱毛…妊娠時のホルモン異常 このタイプの特徴は・本人あるいは近親者に低血圧の傾向がある ・ハゲの周囲の毛を引っ張ってみると簡単に抜ける ・少し離れた眉毛やまつ毛など、頭髪以外の毛まではハゲていないなど。人の頭髪本数は約10万本ということで、これはどういう遺伝子をもって生まれてこようが最初はそれほどの差はありません。だんだん成長するにしたがって1本ずつ太くなりますが、残念ながら数は増えません。治療方法としては病院で塗布薬をもらうなどありますが、円形脱毛症の多くは一過性のものだといいますから、なんといっても精神的にリラックスすることが一番でしょう。そしていくつかの実験を経て到達した最終的結論は、『男性型脱毛症はテストステロンによって起こるが、その感受性は家系によって遺伝的に定まっている。また、テストステロンの感受性は血中濃度の高低によるものではなく、毛包特有のものである』というものでした。いわば完成した状態の「終毛」であり、思春期にはわき毛や陰毛もこの硬毛になります。そこで、自然な抜け毛と短命な抜け毛との違いが気になります。・瘢痕性脱毛…火傷・怪我・化膿の跡が瘢痕となり毛が無くなる ・特殊な疾患…強皮症・円板状エリテマトーデスなど一方、治りにくい円形脱毛症の場合は頭髪の生え際にハゲができます。だから、仮に髪の減少が若ハゲの始まりと定義づければ、本数が減る年齢が早くなっているらしい昨今、若ハゲ人口もかなり多くなっているといえるでしょう。一方、男性型脱毛はというと、これは自然に髪が減っていく脱毛で、いわゆる若ハゲです。
男性ホルモンと脱毛 円形脱毛症についての諸説